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伊賀

伊賀の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

伊賀 観光ガイド

伊賀の観光・旅行 Info

伊賀の歴史と文化を体感する名所

伊賀流忍者博物館

伊賀流忍者博物館は、伊賀の名物とも言える忍者文化を体験できる施設です。忍者屋敷では、くノ一によるからくり屋敷のガイドが楽しめ、手裏剣打ちや忍者ショーなども大人気です。本格的な忍者体験をしたい方にもおすすめの観光地です。

伊賀上野城(白鳳城)

伊賀上野城は、築城の名手・藤堂高虎によって築かれた名城です。高さ30メートル以上といわれる日本有数の高石垣が見どころです。天守閣からは伊賀の街並みを一望でき、桜や紅葉の名所としても知られています。

俳聖殿と芭蕉翁記念館

松尾芭蕉の出身地である伊賀には、俳聖殿という八角堂の建築があり、その優雅な姿は国の重要文化財にも指定されています。また、芭蕉翁記念館では、俳句や芭蕉の資料を学ぶことができ、文学好きにはたまらないスポットです。

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自然と歴史の風景が広がる名所

赤目四十八滝(伊賀市近郊)

伊賀市の東側に位置する赤目四十八滝は、滝めぐりの名所として知られており、忍者修行の地とも伝わっています。四季折々の風景が魅力で、夏の涼やかな水音、秋の紅葉が特に人気です。

青山高原

青山高原は、標高756メートルの青山峠から続く広大な高原地帯で、ハイキングやピクニックに最適です。風力発電の風車群と伊勢湾の眺望が見事で、ドライブコースとしても人気があります。

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ユニークな体験ができるスポット

伊賀焼の里 長谷園

長谷園(ながたにえん)は、400年以上の歴史を誇る伊賀焼の窯元で、伝統的な土鍋や器を生産しています。陶芸体験もできるので、旅の思い出づくりに最適です。直売所では、ここでしか買えない器や土鍋をお土産に購入することもできます。

モクモク手づくりファーム(伊賀市西湯舟)

モクモク手づくりファームは、農業体験やハム・ソーセージ作りができる体験型観光施設です。ファーム内には温泉施設やレストランもあり、家族連れやカップルにも大人気。地元産の野菜やパン、ビールなども購入できます。

伊賀のグルメガイド

伊賀市(いがし)の名物とグルメ

名産品・ローカルフード

伊賀牛は、三重県を代表するブランド牛のひとつ。しっかりとした赤身に甘みのある脂が特徴で、すき焼きやステーキでその味を堪能できます。また、伊賀米も美味しく、地元で育てられるコシヒカリは全国的に評価が高いです。

おすすめのレストラン

ステーキハウスGrazie(グラッチェ)では、伊賀牛を使ったランチやコース料理が楽しめます。予約必須の人気店です。もくもくファームのレストランも、地元産の食材を使ったビュッフェ形式で家族連れに人気です。

おすすめのお土産

伊賀くみひもは、伝統工芸品として高く評価されています。実用的で美しい組紐はストラップやブレスレットにも人気。また、伊賀焼の器伊賀忍者グッズもお土産にぴったりです。

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亀山市(かめやまし)の名物とグルメ

名産品・ローカルフード

亀山みそ焼きうどんは、濃厚な味噌ダレと豚肉をうどんに絡めたB級グルメ。鉄板で提供されることが多く、香ばしい香りとボリュームが魅力です。また、亀山茶は煎茶としても人気で、土産にも最適。

おすすめのレストラン

亀八食堂は、みそ焼きうどん発祥の有名店。地元の人だけでなく、観光客にも大人気です。カメヤマカフェでは地元産の野菜を使ったカフェメニューやスイーツが楽しめます。

おすすめのお土産

関宿の和菓子は、歴史ある街並みに溶け込む伝統菓子。関の戸(せきのと)という求肥餅にこしあんを包んだ和菓子が特に有名です。お茶菓子セットとして茶葉と一緒に購入するのもおすすめです。

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名張市(なばりし)の名物とグルメ

名産品・ローカルフード

名張市では、赤目牛(あかめぎゅう)や名張産の新鮮な野菜を使った料理が楽しめます。また、赤目四十八滝周辺では、自然薯を使った郷土料理や川魚の塩焼きなど、自然に根ざした味が魅力です。

おすすめのレストラン

日本料理 赤目滝川では、赤目渓谷の風景を楽しみながら地元の山菜や川魚料理をいただけます。茶房 赤目庵では、自然薯そばやぜんざいなど、旅人に優しいメニューが並びます。

おすすめのお土産

名張のお土産には、赤目忍者まんじゅう柿の葉寿司がおすすめです。赤目四十八滝の名水を使った地酒や、お土産用の自然薯加工品も観光客に人気があります。

伊賀の季節の祭り・イベント

伊賀市(いがし)の祭り・イベント

伊賀上野NINJAフェスタ(4月〜5月)

伊賀流忍者の里として知られる伊賀市の春の恒例行事。市内の至るところで忍者装束をまとった来場者が行き交い、忍者修行体験、手裏剣大会、パレードなどが開催されます。子どもから大人まで楽しめる観光イベントとして人気です。

上野天神祭(10月)

約400年の歴史を誇る秋祭りで、国の重要無形民俗文化財にも指定されています。精巧な「だんじり(山車)」と「鬼行列」が市内を練り歩き、荘厳な雰囲気と賑やかな囃子が響きます。

伊賀上野城桜まつり(3月下旬~4月上旬)

上野公園周辺に咲き誇る桜を楽しむイベント。夜間ライトアップもあり、伊賀上野城と桜の幻想的な風景を堪能できます。

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亀山市(かめやまし)の祭り・イベント

関宿まつり(10月)

東海道五十三次の宿場町「関宿」で開催される歴史ある祭りです。旧街道沿いには時代装束の行列や伝統芸能、露店が並び、当時のにぎわいが蘇ります。国の重要伝統的建造物群保存地区に指定された町並みが背景となり、写真映えする景観が魅力です。

加茂神社の御田植祭(6月)

古くから行われている五穀豊穣を祈願する神事。稲の豊作を願い、田植えの所作を神楽や踊りと共に再現します。地元の伝統文化に触れられる貴重な機会です。

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名張市(なばりし)の祭り・イベント

名張川納涼花火大会(8月上旬)

名張川の河川敷で開催される夏の風物詩。約5000発の花火が夜空を彩り、川面に映る光景は幻想的です。屋台や縁日も立ち並び、家族連れやカップルに人気があります。

名張秋まつり(10月)

市内の複数の神社で開催され、各地区のだんじりが巡行します。勇壮な太鼓や踊りと共に秋の実りを祝う伝統行事で、地元の熱気が伝わってきます。

赤目四十八滝 新緑まつり・紅葉まつり

春には新緑、秋には紅葉が美しい赤目渓谷を中心に、自然と文化をテーマにした催しが行われます。特産品の販売、忍者ショー、ガイドツアーなど観光客向けのイベントも充実しています。

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特徴的な事柄・豆知識

伊賀=忍者文化の中心地

伊賀市は伊賀流忍者の本拠地として世界的に有名で、伊賀流忍者博物館や体験型観光が豊富です。子供向けから本格的な体験まで楽しめ、国内外の旅行者に人気です。

関宿の歴史的価値

亀山市の関宿は、江戸時代の東海道の宿場町の面影を今に伝える貴重な場所で、国の文化財としても評価されています。イベント時だけでなく、通年を通じて歴史散策が楽しめます。

赤目四十八滝と癒しの自然

名張市の赤目四十八滝は、古くから修験道や忍者修行の地とされ、四季折々の自然が楽しめます。渓谷内では森林浴、川遊び、滝めぐりが体験でき、都会の喧騒を離れてリフレッシュできます。

伊賀の気温・天候

三重県の内陸部に位置する伊賀市・亀山市・名張市は、内陸性気候の傾向が強く、夏と冬の寒暖差が大きいのが特徴です。周囲を山に囲まれた盆地地形のため、特に冬は冷え込みが厳しく、夏は蒸し暑くなりがちです。

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春(3月~5月)

気温の推移と特徴

春の気温は3月で8〜13℃、4月で13〜19℃、5月で17〜24℃ほどと、徐々に暖かくなります。桜の見頃は例年3月下旬〜4月上旬で、伊賀上野城や赤目四十八滝周辺などが美しいスポットです。

服装の目安

3月はまだ肌寒く、コートやジャケットが必要です。4月以降は薄手の上着で過ごせる日も多くなりますが、朝晩は冷えるため羽織ものを忘れずに。

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梅雨(6月中旬~7月中旬)

雨の多い季節

梅雨入りは例年6月上旬〜中旬で、1日を通して湿度が高く蒸し暑い日が増えます。雨の日が続くため、観光時は折りたたみ傘やレインウェアを携帯すると安心です。

気温の傾向

この時期の気温は20〜27℃ほど。雨天時でも蒸し暑さがあり、体調管理が重要になります。

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夏(7月~9月)

高温多湿で蒸し暑い夏

夏の平均気温は7月で25〜30℃、8月は27〜35℃に達する日もあります。日差しも強く、熱中症対策が必要です。屋外観光の際は帽子や日傘、水分補給を心がけてください。

台風の注意点

8月〜9月は台風シーズン。特に紀伊半島沖を通過する台風が多く、局地的な豪雨や交通機関の乱れが発生することもあります。旅行前には最新の天気予報や交通情報を確認してください。

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秋(10月~11月)

紅葉と過ごしやすい気候

秋は気温が下がり、空気が澄んで快適な観光シーズンです。気温は10月で18〜23℃、11月で10〜17℃程度。赤目四十八滝の紅葉は11月上旬〜中旬が見頃です。

服装の目安

日中は長袖シャツや薄手のカーディガンで十分ですが、朝晩は肌寒いため軽めのジャケットがあると便利です。

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冬(12月~2月)

冷え込みが厳しい季節

冬の平均気温は12月で5〜10℃、1月〜2月は0〜8℃程度。内陸部特有の放射冷却現象で朝晩は氷点下になることもあります。

積雪について

伊賀・名張の一部山間部では積雪がある日もありますが、平野部では稀です。車での移動には冬用タイヤチェーンの準備が必要な場合もあるため、冬季は道路情報の確認をおすすめします。

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雨・台風に関する特徴的な事柄

年間降水量と注意点

この地域の年間降水量は約1500~2000mm程度と比較的多く、特に梅雨や台風シーズンの降水量が多くなります。名張川や木津川などの増水に注意が必要な場合もあります。

台風接近時の対応

紀伊半島の地形の影響で、台風の進路によっては局地的な豪雨に見舞われることがあります。旅行前後の数日は、気象庁や交通機関の情報をこまめにチェックしましょう。

伊賀へのアクセス

鉄道でのアクセス

伊賀市へのアクセス

伊賀市へは、JR関西本線・伊賀鉄道を利用するのが一般的です。大阪・名古屋方面からのアクセスは以下の通りです。

名張市へのアクセス

名張市は近鉄大阪線

亀山市へのアクセス

亀山市へはJR関西本線JR紀勢本線を利用します。

  • 名古屋方面:JR関西本線で約1時間
  • 大阪方面:加茂駅または伊賀上野経由で約2時間30分
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車(自動車)でのアクセス

主要高速道路

伊賀・亀山・名張の各都市は名阪国道(国道25号バイパス)東名阪自動車道を使って便利にアクセスできます。

  • 伊賀市:名阪国道「中瀬IC」や「上野東IC」など
  • 名張市:国道165号、名阪国道「五月橋IC」などが利用可
  • 亀山市:東名阪道「亀山IC」や名阪国道「関IC」など

所要時間の目安(車)

  • 名古屋 → 伊賀市:約1時間30分
  • 大阪 → 伊賀市:約1時間30分
  • 京都 → 名張市:約1時間40分
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空路でのアクセス

最寄り空港と接続手段

このエリアには空港がないため、中部国際空港(セントレア)伊丹空港(大阪国際空港)から鉄道やレンタカーを利用します。

  • 中部国際空港 → 名張市:名鉄→近鉄名古屋→伊勢中川経由で約2時間30分
  • 伊丹空港 → 伊賀市:大阪モノレール→阪急線→近鉄・JR経由で約2時間

伊賀の移動手段

伊賀市(いがし)の移動手段

伊賀鉄道(伊賀線)

伊賀市内の公共交通の中心は伊賀鉄道伊賀線です。上野市駅・伊賀上野駅・茅町駅などを経由し、市街地から郊外までカバーしています。忍者列車の愛称で知られるラッピング車両も運行されており、観光にも便利です。

コミュニティバス「いがまちふれあいバス」

市内各所を巡る小型バス。主要な観光地や住宅地を結んでおり、伊賀上野城・芭蕉記念館・忍者博物館などへもアクセス可能です。料金は安価で、地元住民と観光客に重宝されています。

レンタサイクル・レンタカー

上野市駅や伊賀上野駅周辺ではレンタサイクルを利用でき、歴史的な町並みの散策に最適です。また、郊外の名所(青山高原など)を巡る場合はレンタカーの利用が便利です。

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亀山市(かめやまし)の移動手段

亀山市ふれあいバス

市内を循環するコミュニティバスで、亀山駅を起点に複数のルートがあります。運賃は非常に安く、時刻表も市役所サイト等で確認可能です。

JR線を活用した移動

市内にはJR関西本線JR紀勢本線が通っており、関駅・亀山駅・井田川駅などで乗降可能です。市内の広範囲を結ぶ手段として活用できます。

タクシー・自家用車

公共交通の便が限られる地域もあるため、観光にはタクシーや自家用車が便利です。特に関宿などの歴史的エリアを巡る際には、柔軟な移動が可能です。

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名張市(なばりし)の移動手段

近鉄大阪線での市内移動

名張市には近鉄大阪線が東西に貫いており、名張駅・桔梗が丘駅・赤目口駅などが利用できます。駅間の移動に便利で、市街地を中心に広がる観光にも適しています。

名張市コミュニティバス「ナッキー号」

高齢者や地域住民の移動を支えるナッキー号が市内を巡回しています。路線数が多く、赤目四十八滝など観光地へ向かうバスもあります。曜日限定運行もあるため、事前確認が必要です。

レンタカー・観光タクシー

赤目四十八滝や香落渓など、自然豊かな場所を巡るにはレンタカー観光タクシーが非常に便利です。駅前にはレンタカー会社が複数あり、1日単位で利用可能です。

伊賀の観光コース

1日目:歴史と忍者の町「伊賀市」

午前:伊賀上野城と伊賀流忍者博物館

伊賀上野城は、白鳳の天守が美しく再建された名城で、城下町の景色が一望できます。隣接する伊賀流忍者博物館では、忍者の歴史や道具の展示、実演ショーが人気で、子どもから大人まで楽しめます。

昼食:上野市街で伊賀牛ランチ

城周辺には伊賀牛を使ったステーキやすき焼き、ハンバーグの人気店が並びます。「もりつぢ精肉店」「レストランITO」がおすすめです。

午後:俳聖・松尾芭蕉の足跡を巡る

俳聖殿・芭蕉記念館では、伊賀出身の俳人・松尾芭蕉の生涯や作品を紹介しています。情緒ある町並みを歩きながら、芭蕉の句碑なども楽しめます。

夕方:伊賀上野の古い町並みを散策

伝統的な町家が残る上野市駅周辺で、お土産や地元スイーツを購入できます。名物のかたやきや伊賀焼の陶器もおすすめ。

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2日目:東海道の宿場町「亀山市」

午前:関宿の町並み散策

関宿は江戸時代の東海道五十三次の宿場町として栄え、約1.8kmにわたり美しい町並みが残ります。歴史的建造物や関宿旅籠玉屋歴史資料館なども見どころです。

昼食:地元食材を使った和食

関宿周辺では、地元の野菜や川魚料理を楽しめる食事処が充実。おすすめは「関の戸茶屋」「みのや本店」です。

午後:加太渓谷ハイキング or 関ロッジ温泉

自然が豊かな加太エリアでは、加太渓谷での軽いハイキングや森林浴がおすすめ。歩いた後は、関ロッジで天然温泉につかってリフレッシュしましょう。

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3日目:自然と温泉の癒し旅「名張市」

午前:赤目四十八滝トレッキング

赤目四十八滝は、大小様々な滝が連なる渓谷で、往復3~4時間のトレッキングコースが整備されています。清流と緑に囲まれた自然美を楽しめます。

昼食:赤目温泉街で名物料理を味わう

滝の入口周辺には飲食店があり、こんにゃく料理・山菜そば・鮎の塩焼きなどが人気です。「赤目 湯元 山水園」などで温泉付きランチも可能。

午後:香落渓ドライブ or 名張藤堂家邸跡見学

秋には紅葉が美しい香落渓(かおちだに)をドライブするのがおすすめ。時間があれば、名張藤堂家邸跡などの歴史遺産も訪ねてみてください。

夕方:名張駅周辺でお土産を購入

伊賀牛・名張茶・地酒「瀧自慢」など、地元特産品を駅周辺で購入できます。赤目四十八滝の湧水を使ったスイーツなどもおすすめです。

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