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津・松阪

津、松阪の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

津 松阪 観光ガイド

津・松阪の観光・旅行 Info

津市(つし)の観光スポット

津城跡(津城公園)

戦国武将・藤堂高虎が築いた津城の跡地です。現在は城跡公園として整備されており、石垣や堀が残っています。春には桜の名所としても知られ、多くの花見客で賑わいます。

三重県立美術館

近現代の日本美術を中心に展示している美術館で、静かで落ち着いた空間の中で芸術鑑賞が楽しめます。常設展示に加え、企画展も充実しており、文化的なひとときを過ごすのに最適です。

榊原温泉

「湯の山温泉」と並ぶ三重の名湯のひとつで、清少納言の『枕草子』にも「ななくさの湯」として登場します。肌にやさしい泉質で「美肌の湯」としても人気が高く、旅の疲れを癒すのにぴったりのスポットです。

津観音寺(しんかんのんじ)

日本三大観音の一つとされる歴史ある寺院で、初詣や節分祭には多くの参拝客でにぎわいます。境内の雰囲気は厳かで、心落ち着く時間を過ごせます。

松阪市(まつさかし)の観光スポット

松阪城跡

蒲生氏郷によって築かれた城跡で、日本百名城のひとつに選ばれています。美しい石垣が残り、城山公園として整備されています。周辺には松阪市立歴史民俗資料館などもあり、歴史散策にもおすすめです。

御城番屋敷

江戸時代に松阪城の警備を担っていた武士たちが住んでいた屋敷が現存し、今でも人が暮らしています。町並みは江戸時代の面影を色濃く残しており、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

本居宣長記念館

『古事記伝』を著した国学者・本居宣長の業績を伝える資料館です。学術的にも貴重な展示が多く、歴史や文化に関心のある方におすすめです。

松阪農業公園ベルファーム

自然と農業体験が融合した観光施設で、季節ごとの花畑、地元産野菜の直売所、レストランなどが楽しめます。家族連れにも人気のスポットです。

松阪牛の名店

松阪といえば世界的に有名な「松阪牛」。市内には多くの専門店やレストランがあり、すき焼きや焼肉、ステーキなどでその極上の味を楽しめます。

自然とアウトドアを楽しめるスポット

青山高原

津市と伊賀市の境にある高原地帯で、風車が並ぶ壮観な風景が魅力です。春から秋にかけてハイキングやドライブに最適で、爽やかな風を感じることができます。

櫛田川と蓮ダム

松阪市を流れる清流・櫛田川は、カヌーや釣り、川遊びなどが楽しめる自然豊かなスポットです。上流にある蓮ダムはダム見学や紅葉狩りにもおすすめです。

津・松阪のグルメガイド

津市(つし)の名物とグルメ

津ぎょうざ

直径15cmを超える大きな揚げ餃子で、学校給食から生まれたご当地グルメです。カリッと揚げた皮の中にジューシーな具がたっぷり詰まっています。

おすすめ店:津ぎょうざ 小山商店(津駅前)

うなぎ料理

津市は人口あたりの鰻店数が日本一といわれており、地元民にも愛されているソウルフードです。香ばしく焼かれた蒲焼を、丼や定食で味わえます。

おすすめ店:うなぎの初音、はし家

松阪市(まつさかし)の名物とグルメ

松阪牛

日本三大和牛のひとつである松阪牛は、脂の甘みととろけるような食感が特徴です。すき焼き、しゃぶしゃぶ、焼肉、ステーキなど多彩な料理で堪能できます。

人気店:和田金、牛銀本店、松阪まるよし

鶏焼肉

牛肉文化と並ぶ松阪のもう一つの名物。鶏肉を味噌やタレで味付けし、炭火や鉄板で焼いて食べます。リーズナブルで地元の居酒屋でもよく見かけます。

おすすめ店:前島食堂、鳥さわ、きくや

松阪茶

伊勢茶の一部として知られる松阪茶は、香り高く渋みが少ないのが特徴です。食事の締めやお土産としても喜ばれます。

明和町(めいわちょう)の名物とローカルグルメ

斎王まつりにちなんだ和菓子

古代の斎王ゆかりの地である明和町では、斎王まつりや歴史にちなんだお菓子や特産品が販売されています。干菓子や羊羹など、上品な甘さが特徴です。

地元野菜とお米

明和町では農業が盛んで、特に伊勢平野の肥沃な土地で育まれたお米と新鮮な野菜が有名です。地産地消のレストランや道の駅で楽しめます。

おすすめ施設:斎宮歴史博物館横「さいくう平安の杜」内のカフェ

多気町(たきちょう)の名物とグルメ

VISON(ヴィソン)の食文化

2021年にオープンした日本最大級の複合商業施設「VISON」では、全国の有名店や地元食材を活かした飲食店が集まっています。発酵料理やスイーツ、和食など、多彩なグルメが堪能できます。

おすすめ店:猿田彦珈琲、KUMANO KODO SPICE、季の菓子工房しん

丹生大師の柿の葉寿司

熊野古道の宿場町としての名残を感じられる、柿の葉に包まれた伝統的な寿司。手軽で保存が利き、旅のお供にぴったりです。

お土産におすすめの商品

津市のお土産

松阪市のお土産

明和町・多気町のお土産

津・松阪の季節の祭り・イベント

津市(つし)の祭り・イベント

津まつり

毎年10月上旬に開催される津市最大級の祭りで、江戸時代から続く伝統行事です。市内中心部でのパレードや踊り、太鼓、神輿の練り歩きが見どころで、市民総出で盛り上がります。

見どころ:高虎太鼓、安濃津よさこい、唐人踊り

高山神社祭礼(つつじ祭)

5月に津市美杉町で開催される神社祭礼。境内には多くのつつじが咲き誇り、参拝者を楽しませます。地元の伝統芸能や舞も奉納されます。

松阪市(まつさかし)の祭り・イベント

松阪祇園まつり

毎年7月に開催される夏の風物詩。市街地を練り歩く神輿や山車、勇壮な獅子舞などが市民や観光客を魅了します。屋台も多く、にぎわいを見せます。

特徴:県内有数の祇園祭で、松阪の夏を彩る一大イベント

松阪牛まつり

毎年11月に開催されるグルメイベント。松阪牛の即売や無料試食、大鍋料理などが振る舞われ、全国から多くのグルメファンが訪れます。

会場:松阪農業公園ベルファーム

松阪しょんがい音頭と踊りの夕べ

松阪の郷土芸能を楽しめるイベントで、地元民と観光客が一緒に踊り、地域の一体感を味わえます。

明和町(めいわちょう)の祭り・イベント

斎王まつり

6月初旬に行われる町最大の祭りで、平安時代の斎王群行を再現した優雅なパレードが特徴です。十二単をまとった斎王や女官が街道を歩く姿は圧巻です。

開催場所:斎宮跡周辺
特徴:古代の歴史と文化を体感できる全国でも珍しいイベント

多気町(たきちょう)の祭り・イベント

たきの夏まつり

毎年8月に開催され、ステージイベント、屋台、そして夜空を彩る花火大会が人気です。地元の家族連れや観光客でにぎわい、アットホームな雰囲気が魅力です。

開催場所:多気町民グラウンドなど

VISON(ヴィソン)の季節イベント

多気町にあるVISONでは、年間を通して多彩なイベントが開催されます。春の桜まつり、夏のナイトマーケット、秋の発酵マルシェ、冬のイルミネーションなどがあり、大人から子どもまで楽しめます。

特徴:食・癒し・自然が融合した新しいタイプのイベント空間

特徴的な事柄

1. 歴史と現代の融合

明和町の斎王まつりのように、古代の伝統を現代によみがえらせるイベントがある一方で、多気町のVISONのような現代的な商業施設を舞台にした新しいスタイルのイベントも注目されています。

2. 地域色の強さ

各地の祭りではその地域独自の文化や伝統芸能が色濃く反映されており、観光とともにその土地の精神や歴史に触れることができます。

3. 食との連携

松阪牛まつりやVISONでのグルメイベントなど、地元の食文化と密接に関係する祭りが多く、食を楽しむ旅としても最適です。

津・松阪の気温・天候

地域全体の気候の特徴

津市・松阪市・明和町・多気町は三重県の中部に位置し、太平洋側気候に属しています。四季がはっきりしており、夏は蒸し暑く、冬は比較的温暖で雪は少なめです。海に近い地域もあり、湿度が高くなることが多いです。

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春(3月〜5月)

気温と天候の特徴

春は徐々に暖かくなり、3月の平均気温は10℃前後5月には20℃を超える日もあります。花粉の飛散も多い時期なので、花粉症の方は対策を。

おすすめの服装:薄手のコートやカーディガン

自然の見どころ

桜の名所が各地にあり、特に松阪公園や津偕楽公園の桜は見応えがあります。

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梅雨(6月中旬〜7月中旬)

気温と降水量

平均気温は25℃前後に上昇しますが、湿度が高く雨が多いため蒸し暑く感じられます。1ヶ月の降水量は200mmを超えることもあります。

旅行のポイント:折りたたみ傘やレインウェアが必須

注意点

土砂災害や川の増水に注意が必要です。山間部の観光やハイキングは天気をよく確認してから出かけましょう。

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夏(7月下旬〜9月上旬)

気温と湿度

気温は30℃を超える日が続き、猛暑日も多いです。熱中症対策としてこまめな水分補給や日陰の活用が求められます。

服装:通気性の良い服、帽子、サングラスなど

台風の影響

夏の終わりには台風が接近することが多く、雨風が強まることがあります。交通機関の乱れやイベント中止の可能性にも注意が必要です。

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秋(9月中旬〜11月)

気温の変化

9月はまだ暑さが残りますが、10月に入ると涼しくなり、11月には15℃前後の快適な気候になります。観光に最適なシーズンです。

紅葉の見ごろ:11月中旬〜下旬(多気町の櫛田川周辺など)

服装の目安:朝晩の冷えに備えて薄手の上着を持参

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冬(12月〜2月)

気温と降雪

冬は比較的温暖で、平均気温は5〜8℃程度。雪はほとんど降りませんが、山間部(特に多気町の北部など)ではまれに積雪があります。

服装:厚手のコートやマフラー、手袋があると安心

冬ならではの楽しみ

伊勢湾でとれる新鮮な魚介類や、松阪牛のすき焼きなど、冬の味覚を楽しめる時期です。

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雨や台風についての特徴

年間降水量

年間を通して1800mm〜2000mm程度の降水量があり、梅雨と台風シーズンに集中しています。

台風の接近時期

8月〜10月にかけて台風の接近が多く、特に沿岸部では高潮や暴風への備えが必要です。旅行前には気象情報をチェックしましょう。

特徴的な気候傾向

津・松阪へのアクセス

1. 鉄道を利用する場合

名古屋方面からのアクセス

近鉄名古屋駅から近鉄名古屋線の特急列車で津・松阪方面へアクセス可能です。

普通列車や急行も運行されており、料金を抑えた移動も可能です。

大阪方面からのアクセス

近鉄大阪上本町駅・鶴橋駅から近鉄大阪線山田線経由で松阪駅、伊勢中川駅(津市西部)へ向かうことができます。

JRを利用する場合

名古屋からはJR関西本線〜紀勢本線に乗り換えるルートもありますが、所要時間が長くなります。

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2. 車でのアクセス

名古屋・中京圏から

伊勢自動車道を利用してアクセスします。津インターチェンジや松阪インターチェンジで下車するのが便利です。

大阪・京都方面から

名阪国道・伊勢自動車道または西名阪道・名阪国道を経由して三重県中部へアクセス可能です。

駐車場について

観光地周辺や道の駅、サービスエリアには無料・有料の駐車場が整備されています。松阪城跡周辺や津観音周辺などには広い駐車場があります。

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3. バスの利用

高速バス

名古屋・大阪・京都などから津・松阪行きの高速バスが運行されています。料金も鉄道より安く、荷物が多い方にも便利です。

地域内バス

津市・松阪市にはコミュニティバスや三重交通の路線バスが運行されています。多気町や明和町を巡るバスもあり、観光や移動に便利です。

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4. 空路を利用する場合

最寄りの空港:中部国際空港(セントレア)

中部国際空港からは名鉄・近鉄・JRの接続を利用して三重県中部へアクセスできます。

補足:津なぎさまちからの「津エアポートライン」高速船は観光にも便利です。

津・松阪の移動手段

1. 鉄道での移動

主要駅と鉄道路線

津市・松阪市を中心とした地域には、主に以下の鉄道路線が通っています。

JRと近鉄が並行して走行しているため、同じ目的地へ複数のルートがあり、所要時間や本数で使い分けができます。

おすすめの利用方法:特急列車は速くて快適ですが、普通列車でも充分アクセス可能です。
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2. バス路線の利用

三重交通バス

三重交通が各市町を結ぶ路線バスを運行しており、主に駅や観光地、病院、行政機関などを巡回しています。

ただし、本数が少ない路線もあるため、時刻表の確認が必要です。

コミュニティバス

各市町では、住民・観光客の利便性を高めるためのコミュニティバスも運行しています。

地域内を循環するバスで、観光スポットや道の駅にも停車するルートが含まれています。

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3. レンタカー・タクシーの利用

レンタカー

鉄道駅周辺(津駅・松阪駅など)にはレンタカー会社が複数あります。鉄道でアクセスし、観光地までの移動をレンタカーで行うと便利です。

タクシー

駅前や観光施設前にはタクシー乗り場も設けられており、短距離や急ぎの移動に便利です。

また、事前に電話予約やアプリを活用することで、配車サービスも利用可能です。

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4. 自転車の利用

観光に適したレンタサイクル

津市・松阪市では、観光案内所や道の駅でレンタサイクルを提供しています。

地域によっては電動アシスト付き自転車の貸出もあり、坂道の多いエリアでも快適に移動可能です。

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5. 徒歩での散策

津市・松阪市中心部は比較的コンパクトにまとまっており、徒歩での観光もおすすめです。

津・松阪の観光コース

1日目:津市中心部とその周辺の文化・歴史をめぐる

午前:津観音と津城跡で歴史探訪

津観音は、日本三大観音の一つとされる古刹で、津市の象徴的存在です。近くの津城跡は藤堂高虎によって築かれた城跡で、お城公園として整備されています。

おすすめスポット

昼食:津ぎょうざで名物グルメを体験

大きな揚げ餃子「津ぎょうざ」はご当地B級グルメとして人気。市内の飲食店や道の駅で味わえます。

午後:三重県総合博物館(MieMu)と偕楽公園を訪問

地域の自然や歴史文化を学べる三重県総合博物館(MieMu)では、展示と体験が充実。偕楽公園は四季折々の花が美しく、散策にもぴったりです。

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2日目:松阪の城下町と松阪牛を堪能

午前:松阪城跡と武家屋敷を散策

松阪城跡は石垣が美しい名城の一つで、隣接する本居宣長記念館御城番屋敷など、歴史情緒あふれるエリアを歩いて楽しめます。

おすすめスポット

昼食:松阪牛の名店で贅沢ランチ

松阪牛の老舗「和田金」「一升びん」「牛銀本店」などで、すき焼き・焼肉・ステーキを楽しめます。

午後:ベルファームで自然と農業体験

道の駅も併設されている松阪農業公園ベルファームは、家族連れにも人気のスポット。花畑や地元野菜の直売、体験教室も魅力です。

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3日目:明和町と多気町で古代と自然の魅力を満喫

午前:斎宮跡とさいくう平安の杜

明和町の斎宮跡は、古代に伊勢神宮に仕えた斎王の居所があった場所です。斎宮歴史博物館や再現された建築物「さいくう平安の杜」で歴史ロマンを感じられます。

おすすめスポット

昼食:地元食材を使った和定食

斎宮周辺には、地元の旬素材を使用した和定食やカフェランチを提供するお店があります。

午後:VISON(ヴィソン)でショッピングと温泉

多気町にあるVISONは、グルメ・温泉・農業体験・アートなどを楽しめる大型複合施設。旅の締めくくりに、ここでショッピングや食事を満喫し、温泉でリフレッシュできます。

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旅行のアレンジポイント

時間に余裕がある場合の立ち寄りスポット

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