津・松阪には、ルーブル彫刻美術館、三重県総合博物館、榊原温泉、松坂城、御城番屋敷、松阪農業公園ベルファーム、かざはやの里、松坂城跡などの観光スポットがあります。
また、松阪牛、カレー焼き、津ぎょうざなどのご当地グルメもおすすめです。
専修寺は1465年に創建された寺院で、御影堂は県内最大の木造建造物です。国宝や重要文化財など、建築物の多くが文化財となっていて、歴史的な重要性を持っています。 山号は高田山。「証拠の如来」と呼ばれる阿弥陀如来を本尊としており、本山専修寺と一身田専修寺の名でも親しまれています。 御影堂と阿弥陀堂は国宝に指定されています。 専修寺の歴史は古く、伊勢国の門徒たちの要望に応える形で、本寺専修寺(栃木県真岡市高田 創建1225年)の第10世真慧が文明年間(1469年 - 1487年)に無量寿院として創建しました。 その後、1478年には朝廷からの尊崇を受け、「皇室の御祈願所とする」という勅許を得...»
何でも願いが叶うと訪れた人の間で評判になっています。本尊の「純金開運寶珠大観世音菩薩」は純金で出来ており、その神々しさは圧巻です。 開運招福の観音さまとして知られ、あらゆる人々の金運財運と幸多い人生を願っています。 観音さまは高さが33メートルもあり、世界一を誇っています。 また周囲を取り囲む観音さまが全部で108体あり、人間の煩悩と同じ数になっています。 お寺には数多くの霊場が併設されており、幸せに恵まれるようにと多くの観光客が参拝しています。...»
寶珠山大観音寺の境内に、パリのルーブル美術館の作品が完全に復刻された唯一無二のレプリカが展示されている美術館があります。 館内で鑑賞できるルーブル美術館の複製品は、パリ・ルーブル美術館の美術部の熟練した技術陣が手掛けた復刻作品です。 サモトラケのニケやミロのヴィーナス、ツタンカーメンのマスクなど、世界的に有名な彫刻作品を日本で体験できるのです。そして嬉しいことに、館内での作品撮影も許可されています。 さらに、常設展示作品にはルーブル美術館だけでなく、大英博物館やメトロポリタン美術館など、欧米の名だたる美術館の作品も含まれています。 建物は国立新美術館など設計した日本を代表する建築家の黒...»
津城は津市にあった城で、津市の古称は安濃津(あのつ)のため「安濃津城」と呼ばれ、かつては伊勢国の中心地として栄えました。 江戸時代の津城は、本丸を中心に東丸と西丸があり、これらを囲む形で二の丸が配置された輪郭式の平城でした。北は安濃川、南は岩田川に挟まれて、これらを天然の外堀として利用していました。江戸時代初期、築城の名手・藤堂高虎によって近代城郭として大改修され、津藩の藩庁となりました。 現在、城跡は「お城公園」と「お城西公園」として整備され、市民の憩いの場となっています。城址には高山神社があり、津市役所、津地方裁判所、津警察署などが建ち並んでいます。 本丸跡の日本庭園が整備され、入口...»
江戸時代末期に建てられた武士の住宅です。松坂城の警護にあたった藩士たちが暮らした長屋(ながや)で、西棟北端の一軒は内部が公開されており、当時の武士の暮らしを体感することができます。 この組屋敷は、1863年(文久3年)に紀州藩主の直臣40石取りの武士たちが住むために新築されました。武士の住宅建築である組屋敷が、ほぼ当時のまま住居として継続して使用・維持管理されている点で大変貴重です。 建物を取り囲む槙の生垣や前庭、上り框のある玄関など、当時の武家住宅の面影を残しています。国の重要文化財に指定されています。 歴史 紀州藩家老田辺安藤家に派遣されていた与力衆の200-300石取り紀州藩士は...»
松坂城跡は、松阪駅から西へ約1kmの高台に位置し、かつて「四五百森」と呼ばれた場所にあります。1588年(天正16年)に蒲生氏郷によって築城され、3層の天守閣を持ち、堀の総延長は2kmに及ぶ堅固な城でした。 氏郷が会津に転封された後は、服部一忠、古田重勝、古田重治が城主となり、その後は紀州藩の代官役所が置かれました。現在、苔むした石垣が当時の姿を物語るのみですが、周囲は松阪公園として整備され、桜、藤、ツツジの名所として親しまれています。 公園の見どころ松阪公園には、市立歴史民俗資料館や本居宣長旧宅、本居宣長記念館などがあります。松阪城跡は、平成23年2月7日に国の史跡に指定されました。豪壮...»
約23haの広大な敷地に広がる、「食育」「緑育」「健育」をコンセプトにした農業公園です。広場、池、農場、庭園などがあり、松阪の自然を満喫できます。 本格的な英国式庭園「イングリッシュガーデン」があり、四季折々の花を楽しめる公園です。特に、5月から6月にかけてのバラのシーズンは、色彩と香りが最も華やかです。このガーデンは、ローズガーデンやハーブガーデンなど9つのエリアから成り、それぞれ異なる魅力を楽しめます。 ショッピング 公園内では、地元農産物の直売所「ベルファーム 農家市場」や、松阪の特産品・お土産を揃えた「松阪商会」でショッピングが楽しめます。また、農家市場内には国産小麦を使用したパ...»
いつきのみや歴史体験館では、斎宮が最も栄えた平安時代の貴族の暮らしを体験することができます。十二単をはじめとする装束の試着体験や、盤双六や貝覆いなどの平安時代の遊び体験、草木染めや機織りなどの伝統工芸体験など、盛りだくさんのプログラムが用意されています。 斎宮とは、「いつきのみや」とも呼ばれ、斎王の宮殿と斎宮寮という役所のあったところをさします。 天皇に代わって伊勢神宮に仕えた未婚の皇族女性が「斎王」に選ばれ、都から伊勢の斎宮に派遣されてきました。 いつきのみや歴史体験館の施設は、貴族の住まいであった「寝殿造」と古代の役所の建物をモデルとしたスギやヒノキをふんだんに使った木造建築。 組...»
国の史跡である斎宮遺跡の中にあり、斎宮の歴史を紹介するためのテーマ博物館。常設展示や特別展示、映像展示などを通して、斎宮の歴史や文化を詳しく知ることができます。 斎宮とは伊勢神宮に仕える斎王の宮殿のことで、古代から中世にかけて天皇に代わって神事を司る重要な部署でした。 当時の斎宮の様子や斎王の役割など、斎宮に関る貴重な資料や模型、映像を使って分かりやすく紹介しています。 斎王が乗った輿や、神事の様子を再現したマジックビジョン、斎宮の遺跡の発掘成果など、ここでしか見られない展示が盛りだくさん。 このほか映像展示室では都から伊勢への旅を再現した「斎王群行」や、当時の旅路の様子がわかる映像を...»
史跡斎宮跡に三棟の平安時代の建物「斎宮寮庁」が復元され、いにしえの斎宮の姿を再現しています。儀式や饗宴に使用されたと考えられています。 その背景には、平安時代の古代建築の世界が広がります。...»
香肌峡は、櫛田川の松阪市大石町付近から上流約40kmの区間に広がる渓谷です。ここでは、茶、シイタケ、アユなどの特産品が高品質で香り高いため、香肌峡という名前がつけられました。香肌峡は自然公園(香肌峡県立自然公園)としても知られています。 この峡谷の原生林は、春の新緑と秋の紅葉が見どころです。シャクナゲやツツジなどの花も楽しめます。また、サル、シカ、カモシカ、ムササビなどの野生動物も生息しています。 特に、源流部の飯高町波瀬付近は「奥香肌峡」と呼ばれ、飛瀑や奇岩が続く景勝地として有名です。 宮の谷峡谷遊歩道奥香肌峡を代表する渓谷が宮の谷峡谷です。ここには、飛瀑、奇岩、絶壁、原生林などがあり...»
三重県が世界に誇る和牛“松阪牛”は、甘くてコクがあり、熱を加えると食欲をそそる香りを発するという特長を持つ。その長所を十分に生かせる料理がすき焼きだ。牛脂で肉を焼いてから、割り下を入れ、まずは卵をつけずに肉本来の味を楽しむ。次に野菜を入れて、肉の旨みを吸い込んだ野菜を堪能し、その後はまた肉を…と繰り返して食べるのが通。松阪市内には、仲居が付きっ切りでもてなしてくれる店も多く、肉のおいしさはもちろん、贅沢な気分も味わえる。...»
直径15センチの大きな皮であんを包み、油で揚げた揚げ餃子のことである。津市(旧津市)教育委員会が、学校給食などでも配膳しやすいように考え、1人1個で満足できるように作ったため、この大きさになったといわれる。1985年から学校給食で提供されるようになったといわれ、一度見たら忘れないインパクトある大きさと見た目、パリパリの皮とジューシーなあんのおいしさで、津の子どもたちの大人気のメニューになったようだ。その後、ご当地グルメとして脚光を浴び、津市内の飲食店でオリジナルの”津ぎょうざ”が提供されている。 2010年には「津ぎょうざ協会」を設立し、津ぎょうざの精霊「つつみん」とともに町のPRを行っている...»
松阪牛とは、三重県松阪市及びその近郊で肥育される「黒毛和種」の「未経産(子を産んでいない)雌牛」のことで、国内ならず海外にもその名が知られる高級ブランド牛である。その新鮮なホルモン(内臓)を地元焼肉店が仕入れ、自家製の味噌ダレや独自の味付けをして提供したのが、松阪ホルモンである。当初は松阪市内でも限られた焼肉店でのみの提供であったが、松阪牛の焼肉に比べ安価で美味しく提供することが出来、その人気は徐々に広がり、現在では市内15店舗ほどのお店でその味を楽しむことが出来る。また炭焼きで提供しているお店が多く、焦げた味噌ダレのにおいやホルモンの脂身がビールやご飯のおかずにピッタリで、その美味しさは病み...»
エスカルゴはフランス料理のオードブルとして欠かせない一品だが、伊勢エビやチョウザメと同様に養殖できなかった。本場フランスではここ数十年の乱獲により、今では絶滅の危機に瀕し、採取も制限されているほどである。そのエスカルゴが日本でももっと馴染みの食材として普及するように、世界で初めてブルゴーニュ種エスカルゴの完全養殖に成功した施設が三重県にある。一般的にはガーリックソースで頂くが、フランス料理では味わえない京味噌を使ったフルコースもある。...»
三重県松阪市周辺で肥育されている黒毛和種の牛で、日本三大和牛のひとつにも数えられる”松阪牛”。”松阪牛”はもともと耕作や運搬などに使われる農耕用の役牛だったが、徐々に肉牛へシフトされ、1935年に東京で開催された「全国肉用牛畜産博覧会」で名誉賞を受賞してから全国的に知られるようになった。放牧を行わずに、穀物を中心にしたエサを与え、たっぷりと肥えさせた”松阪牛”は、豊かな風味を持ち、溶けるような柔らかさと、旨みがたっぷりの肉汁が堪らなくおいしい逸品だ。...»
甘い(美味い)魚だからとする説、雨が降り出すととたんに釣れ出すことからアメゴ、アメノウオなどとも呼ばれアマゴの語源になったとする説など、その名前の由来も様々。水温が13℃前後になる秋頃に産卵し、体の模様も鮮やかになる。通年食べられるが、旬は初夏の頃。国定公園にも指定されている美杉町を流れる雲出川の支流、坂本川の流域20kmは、淡水魚の女王といわれるあまご釣りのメッカとなっている。常にきれいな水を必要とし、非常になわばり意識の強い魚で、一定の範囲をなわばりとして生息している。 旬 5月 6月 ...»
三重県津市は人口比で日本一うなぎ屋が多い都市であり、人口1人あたりのうなぎ消費量も日本一の都市であった。その由来は数々あるが、江戸時代に藤堂藩が藩士の滋養強壮と士気向上のために鰻食を奨励し、各地からうなぎ屋を城下に集めたことにあるようだ。うなぎの食べ方には主に関東流と関西流の2通りがあり、文化圏的に関西圏に属する津市では、ほとんどのお店が関西流。その特徴は、最上級の国産うなぎを腹開きにし、旨みを逃さぬよう蒸さずに炭火で地焼きし、絶妙なタイミングでタレにつけ、白飯にのせる点である。しかし、市内には関東流のうなぎ店も存在し、またその味も店ごとに異なり、その特徴を大別することは難しいようだ。うなぎは...»
三重県多気町の特産品“伊勢いも”。江戸時代中頃から栽培されるナガイモ(つくねいも)の一種。みえ伝統野菜品目の一つで、栽培されているのは原産地だけ。かつては津田芋、松阪芋などと呼ばれていた。温暖な気候、宮川・五十鈴皮・櫛田川・雲出川などの清らかな川、肥沃な土地を持つ好環境の中で、受け継がれた高度な栽培技術によって育てられる。栽培条件が厳しいため、市場にはあまり出回らない、希少価値の高いいもである。形状は塊形(ボール状)で、大きいもので男性の握りこぶしぐらいあり、凸凹が多く見た目はゴツゴツしているが、おろすと真っ白で美しい。粘りが強く、コクのある味わいで、高級和菓子や料亭などで重宝されている。とろ...»
一志米は、お米の栽培に適した粘土質の土壌を有する三重県津市の緑豊かな白山町(旧一志郡)で採れる、こだわりのお米。伊勢平野の肥沃な土壌に加え、雲出川の豊かな水、温和な気候、青山高原を仰ぐ山間部の澄んだ空気が良質のお米を育む。主要品種はコシヒカリ。8月中旬~9月初旬頃が収穫期になる。味・つや・香りと全てにおいて美味しさを引き出すための環境を整え、磨かれた精米技術によって提供される。食味が良く、“幻のお米”とも呼ばれる。 旬 9月 10月 11月 ...»
いちご大福の元祖とも言われる「とらや本家」。店で働く職人さんが休憩時間に大福といちごを一緒に食べてみたところ美味しかったことから、いちご大福の歴史が始まったと言われる。全国的には小粒あんで作られたものもよく見られるが、この店は考案以来、白あん一筋で作り続ける。そのこだわりのいちご大福の味は、柔らかい餅の中に包み込んだ白あんの甘さといちごの甘酸っぱさがほどよくマッチしていてクセになる味わい。いちごの収穫時期との関係で、11月から5月頃までの期間限定で販売されている。...»
三重県の中南部、松阪市の市街地から山奥へ車で1時間ほどのところに、茶園が広がっている。この周辺は、研究熱心で真面目な生産家・茶業者が多く、「天皇杯」を受賞した茶園があるなど、年々茶の品質が良くなっている。「深蒸し煎茶」は、製茶工程で煎茶よりも時間をかけて蒸すことで苦味を抑え、まろやかな味わいに仕上げた。通常の煎茶より手間ひまかけて、さらに細かく製茶してあるため、二煎三煎と楽しむことができる。夏に嬉しい水出し茶にも最適な茶葉である。...»