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生姜糖

(しょうがとう)

伊勢土産の代名詞。生姜汁と砂糖水を主原料にした素朴なお菓子

「生姜糖」は、生姜汁に砂糖水を合わせてよく煮詰め、型に流し込んで固めたお菓子。交通の便が未発達で旅行にも時間がかかった時代。保存技術などが発達していない時代には、日持ちのする「生姜糖」は、伊勢土産の代名詞ともなっていた。元来、伊勢神宮へお供えされた神饌のひとつであったと言われており、現在は伊勢神宮近辺の和菓子屋や土産物屋で手に入れることができる。神宮大麻と呼ばれる伊勢神宮のお札を模した縦長の六角型、剣菱型のものなどがある。

伊勢神宮 内宮の宇治橋から徒歩1分に位置するおはらい町に、大正時代から観光客を迎えてきた老舗店「二光堂(にこうどう)」があります。

二光堂の歴史を振り返ると、明治末期には伊勢名物の「生姜糖」の製造・卸し業からスタートしました。その後、おはらい町に店を構え、今日まで百数十年にわたる歴史を築いています。

生姜糖は、生姜の絞り汁と砂糖、水飴を煮詰め、銅製の型に流し込んで固めたお菓子で、現在でも伊勢神宮の御札をかたどった独自のデザインで販売されています。

現在では、観光客に人気のお土産が豊富に揃っているだけでなく、店内の食事処「寶来亭(ほうらいてい)」で、松阪牛を贅沢に使用した名物ステーキ牛丼が楽しめます。その秘伝の醤油だれはご飯との相性抜群で、内宮を訪れた際にはぜひ味わっていただきたい逸品です。また、店頭では他にも気軽に楽しめるメニューとして、松阪牛を使用した牛串や肉まん、コロッケも販売されています。

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生姜糖
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