表面に何本もツノが出ているサザエは、主に外海で育ったもの。しかし、「丸腰サザエ」と呼ばれる角がなくツルッとした内海育ちの種類もある。伊勢志摩では角のある外海のサザエが多く、鳥羽離島地域では6~9月にかけて、南鳥羽では11~12月にかけて、主に海女漁で獲るが、伊勢えびを獲る刺し網にもよくかかる。刺身や壺焼きなどで磯の香りをダイレクトに食するのがお薦め。熱々を頬張るとほろ苦さと共に海の恵みを堪能できる。内臓のしっぽの色がクリーム色なら雄、緑色なら雌である。
旬 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月