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へんば餅

(もち)

昔も今も変わらぬ味を。当時の旅人に思いを寄せて食べるふんわりお餅

伊勢路の名物へんば餅は、1775年(安永4年)に伊勢神宮の参宮街道の宮川の畔の返馬所で、参拝客に餅を振舞う茶屋として創業した「へんばや商店」の和菓子。二百余年前、当時宮川に橋はなく伊勢参拝の旅人達はここで馬や籠から降り、渡しでお伊勢さんに向かっていた。へんば餅は、この渡し近くの茶店で売られていた餅で、ここから馬を返し参宮されたため何時しかへんば(返馬)餅と呼ばれるようになったという。餅は丸く平らに潰した形で、両面に焼き色があり、餅の中に漉し餡が入っており、軽く焼き上げたこげ目の香ばしさとこし餡のさっぱりした味が楽しめる。

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